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  • 苦手なことは苦手なのか?

    2023/08/06 雑記

    いきなり禅問答のようなよくわからないタイトルで申し訳ありません。久しぶりの更新ですが、今回は仕事とは直接的に関係の無いような有るようなお話です。

    ダイエットの話

    筆者はこう見えても(見えないけど😏)フルマラソン42.195kmを完走した経験があります。切っ掛けはよくありがちな話でありますが、ダイエットってことになります。二十歳頃よりも体重が十数kg増えてしまった30代半ばのころ、「こりゃイカン!」と思い軽い食事制限のダイエットをはじめました。

    だがしかし、1ヶ月ほど経っても体重に変化無し「ダメだこりゃ😭」ということで、渋々走ってみることにした。

    恐らく多くの方々同様にランニングなどというものは、出来れば避けたいものである。なぜかというと10代の頃の体育の授業とかマラソン大会での苦しい思い出しか頭に残っていないからです。

    いきなり毎日やっても続くわけないので、一週間に一度と決めて走りはじめた。最初の日は少し走って苦しくなったら歩くを繰り返し、2kmくらいの距離からはじめた。一週間に一度でも身体能力は向上するもので、徐々に歩く時間が短くなり走る時間が長くなってくる。2ヶ月ほど経った頃でしょうか、3kmくらいの距離を歩かずに走り切れるようになってきた。そこからは走る頻度を増やし、距離も徐々に延ばしていった。

    ちなみに走りはじめてからは体重も減っていきました。1ヶ月で2〜3kg減量することが出来たかと思います。ここからは順調に体重も減りはじめ、結果的に20代前半頃の体重に戻すことが出来ました。

    走ることが楽しくなる

    ここからタイトルに関連したお話です。あれほどまで嫌悪感や苦手意識のあった走ることですが、いつの間にやら「あれ、走るって楽しくない?」と思いはじめ、爽快感も感じるようになってきた。

    そして走る頻度も距離も増えていき、日々走る距離は10kmちょっと、休むのは週に一度くらいになり、週末は20km以上の長い距離も走れるようになってきた。そうすると「マラソン大会に参加してみようかな?」という気持ちが芽生え、実際に参加するようになる。

    走り始めて8ヶ月後くらいにハーフマラソン、その1年後にフルマラソンを完走した。それについては別の機会に書くかもしれませんが、今回は走ることにより気づいた一つのことについて述べてみます。

    苦手と思っていたことがそうではなかった

    あれほどやりたくなくて苦手意識のあった走ることが、いつの間にか楽しみや爽快感を得られるようになった。当たり前のことであるかもしれないが、最初から楽しみながら出来る物事というのは、それほど多くないと思われる。仕事になれば、尚更そうではないでしょうか?

    自分が得意なことや好きなことがそのまま職業になっている人なんて少数派であり、そうでない人の方が大多数かと思います。社会人として生きていく中で、苦手なことや気が進まないことでもやらなけらばならない場面というのは数多くあります。そんな場面でもマラソンを走れるようになった経験から少しは前向きに考えられるようになりました。

    なぜ走ることが楽しくなったのか?

    小さな子供たちを見ていると、遊んでいる最中やお母さんに向かって自然に走り出している。しかし、いつしか体育の授業やマラソン大会などで走ることが苦痛になってしまう。なぜかと言うと、走らされているからだろう。私が走ることが楽しく感じられたのはなぜなのか?

    • 少しずつ走れる距離が伸びていく喜び。
    • 適度なペースで走ること自体に爽快感を感じられるようになる。
    • マラソン完走や記録を伸ばすことを目標とし、達成することに対する喜び。
    • マラソン大会のエイドに置いてあるオレンジがめっちゃ美味い!
    • 走った後のビールはもっと美味い!!🍺🍺
    • 走る人に悪人はいない。(はず!)
    • 趣味の集いは最高。(一緒に飲む🍺🍺🍺も最高)

    ビールが美味い!(走らなくても美味いけど)が強調されてきましたが、マラソンの記録を伸ばそうと思えば、苦しい練習もする必要があります。以前の自分であれば、そんなのやる意味がわからないところですが、目標と目的のために苦しい練習もすることが出来るようになります。これが走らされていた頃と違うところですね。自分で目標を設定し、計画を立てて練習する。そして大会当日に目標を達成すると大きな喜びになります。(いわゆる30kmの壁【20㎞くらいから壁になることも】にぶち当たることもありますが、それはそれで良い経験。)

    仕事においても「やらされている。」という意識で働いていると、やりがいや楽しさなど感じることは無いだろう。まず自分の仕事の目的を理解し、目標や計画を立てて実行していけば、やりがいを見出すことが出来るかもしれません。(働くことはそんなに甘くないかもしれないので、「出来る」と断言はしません。)

    苦手と思っていることでも取り組んでみれば、そうではなくなる事もあるというお話でした。

    走ったあとのビールは美味いのですが、近頃は尿酸値が気になる年頃になってしまいました。なので蒸留酒最高です😅

    元サブスリーの中嶋でした。サブスリーとはフルマラソンを3時間未満で完走することです。


    一番上の画像はベトナム、ハノイのトンニャット公園にて。